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12月21日-12月21日

冬至

   チベット豆知識  
  高山病とその対策
 
 

標高の上昇にともない、気圧が下がり、空気中の酸素分圧が低下するため人体に生じる症状の総称が「高山病」です。例えば、単位体積あたりの酸素量は、海抜約3,650m(富士山の頂上とほぼ同じ)のラサでは、海抜0m地点の3分の2程度になります。標高が一気に 3,000m以上上がれば、急激な環境の変化に身体が何らかの反応を示すのが普通です。また自覚症状のない場合もありますので、症状が出ないからと言って安心することは出来ません。

一般的に初期症状として頭痛、めまい、吐き気、手足のむくみ、脱力感、発熱、せきなど、風邪に似た症状が表れますが、風邪だと思って見過ごすと、重症化する可能性があります。高山病にならないためには、とにかくその高度、環境に順応するしかありません。そのためには次のような順応行動を積極的に行うことが効果的だとされています。

常に深呼吸を心掛ける

十分な水分の摂取(食事も含めて2~3リットル/1日が目安)

十分な保温と紫外線対策(直射日光を避ける。帽子、サングラスの着用。)

昼寝の厳禁 ・適度な運動(散歩など)

順応や呼吸を促す薬(商品名:ダイアモックスなど)や補助器具(商品名:ブリーズライトなど)の使用

現地スタッフ・添乗員の指示に従う(自覚症状のない場合があるため)

リラックス

禁酒、禁煙、急に心拍数を上げるような激しい運動の禁止

などがあげられます。しっかりとした高山病に対する知識と、現地での順応行動によって、より快適に高所を旅行することが可能になります。

 

酸素吸引について

酸素の吸引は身体の酸素不足を解消し一時的に症状が回復しますが、あくまで対症療法であり、順応は進みません。根本的に問題が解決するわけではなく、吸引をやめれば症状が再発します。酸素スプレー(酸素缶)は吸引時間が短か過ぎるので気休め程度の効果しかないと考え、お勧めしていません。また医療用ボンベによる酸素吸引はあくまで緊急避難的な措置であると考えています。本当の意味で高度に順応し、快適に過ごしていただくために、深呼吸などによる順応促進を試みましょう。

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